- きょうど
- I
きょうど【匈奴】中国, 秦・漢代, モンゴル高原に活躍した遊牧騎馬民族。 紀元前三世紀の末, 冒頓単于(ボクトツゼンウ)が諸部族を統一して北アジア最初の遊牧国家を建設, 最盛期を迎えたが, 漢の武帝のたびたびの征討で衰え, 紀元後一世紀南北に分裂。 このうち北匈奴は後漢に討たれ, 西走。 フン(族)はその子孫という説もある。IIきょうど【強度】(1)強さの程度。
「材料の~を測る」「~試験」
(2)程度のはなはだしいこと。III「~の近視」
きょうど【強弩・彊弩】力の強いいしゆみ。~の末(スエ)魯縞(ロコウ)=に入(イ)る(=を穿(ウガ)つ)能(アタ)わず〔漢書(韓安国伝)〕強い弩(イシユミ)で射た矢も, 遠い先では勢いが弱まり, 魯国に産する薄絹をつらぬくことさえできない, の意。 英雄も衰えては, 何事もなし得ないたとえ。 強弩の末。IVきょうど【疆土・境土】その国の統治権の及ぶべき区域。 また, 国境。Vきょうど【郷土】(1)自分の生まれ育った土地。 郷里。 故郷。 ふるさと。「わが~の誇り」「~史」「~愛」
(2)ある地方・土地。「~文化」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.